令和3年1月20日(水)  目次へ  前回に戻る

たいへんな寒さである。

大寒です。気候もきついがシゴトも、さらに健康的にも・・・。

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天寒野店断人行、 天寒く、野店、人行を断つ。

晩係孤舟浪未平。 晩に孤舟を係くるも浪いまだ平らがず。

 天気はとにかく寒い。田舎の旅館には他に旅行く人などいない。

 夕方、この旅館に孤独な舟を繋いだが、まだ波は収まりそうにない。

――こう寒くちゃやりきれねえ。一本つけてくんな。

ひとりで飯を食って、眠くなってきた。

・・・うとうと。

半夜西風驚客夢、 半夜の西風、客夢を驚かし、

臥聴寒雨到天明。 臥して寒雨を聴きて天明に到りぬ。

 真夜中ごろ、西風の音がおれを夢から覚ました。(もう眠れない。)

 横になったまま寒々と降る雨音を聞いて、夜明けになってしまった。

「寒」の字が二回出てくるのが気になるぐらい、寒かったんでしょうね。

宋・張來「舟行」小舟で旅する)。

張來は舟に乗らずに旅していたこともあったみたいです。

半夜扣門投野寺。 半夜、門を扣きて野寺に投ず。

天寒孤月更分明。 天寒く、孤月さらに分明なり。

 真夜中ごろ、やっと門をたたいて、田舎の寺に泊めてもらった。

 天気はとにかく寒く、孤独な月が、いっそう輝いて見えるのだ。

「離天長寄周重実」天長を離れ、周重実くんに寄せる)より。同じような字が並んでいますが、こちらの方がさらに孤絶の旅を思わせるであろうか。

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健康的にキツイのはまずいぞ。いよいよ明日は自宅待機かな。

 

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