令和3年2月13日(土)  目次へ  前回に戻る

トラであーる。ネコではないのでガオー。

今日は変に暖かいなと思ってたら、東北ででかい地震が来ました。津波の心配はないということだが・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

平生何所愁、 平生、何の愁うるところぞ、

此世随縁過。 この世は縁に随いて過ぐるなり。

 毎日何をびくびくと生きておるのじゃ。

 この世のことは、因と縁の法則に従って動いていくだけじゃ。

日月如逝波、 日月は逝く波の如く、

光陰石中火。 光陰は石中の火たり。

 日と月は、川の流れのように過ぎていき、

 昼も夜も、火打石を叩いたときに起こる火のように、あっという間に消えていく。

あっという間だからとにかく勉強して人よりいい位置につけて、そのうちシアワセになれるはず・・・

というならともかく、

あっという間だからこそ、競争して人に勝つ喜びを、今の間に味あわなければ・・・

などと思うひともいるんです。

しかし、わしはそうではございません。

任侘天地移、 任侘(さもあらばあれ)、天地移らんも、

我暢巌中坐。 我は暢として巌の中に坐す。

「任侘」の「侘」(た)は「他」と同じで、「他に任す」(かれにまかす)≒「勝手にやってください」≒「さもあらばあれ」と訓じる習いです。

 天が動き地が震うても、どうでも結構、お任せします。

 わしはのんびりとこの岩穴の中で座禅を組んでおるんじゃ。

・・・・・・・・・・・・・・

これは寒山・拾得の拾得(じゅっとく)の方の「拾得集」の中からご紹介してみました。

拾得(という人が実在したかどうかは知りませんが、実在したとして、彼)のマニュフェストみたいなものかと思います。わしは今晩ちょうど近所の墓場で地域ネコにえさやりしていてぎしぎしと地震になりましたが、ネコは少しだけ「にゃ」と言ってましたが、すぐに気にせずにエサ食った。天地の移るもさもあればあれの精神なのでしょう。生きる・死ぬのことに関しては、どうしてこんなにドウブツに教えられることが多いのか。

今日も不要不急

 

次へ

inserted by FC2 system