令和3年6月26日(土)  目次へ  前回に戻る

賢者さまは山中において「サル酒」を飲ませてくださった。サルが木の窪などに入れた果実類が自然発酵(腐敗)してできた果実酒であり、これを木の葉のさかずきで飲むので、ぼうふらなども浮いており、なかなか栄養価も高い。

ひとりぽっちは楽しいです。所用も果たしやすいし。

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ときどき、知り合いに会ってしまうことがあります。

年年不相見、 年年相見ざれば、

相見却成悲。 相見るとき却って悲しみを成す。

 何年も会わなかったら、

 会ったらかえって悲しくなってしまった。

教我涙如霰、 我をして、涙を霰の如くせしめ、

嗟君髪似糸。 君を嗟(なげ)く、髪の糸の似(ごと)きを。

 (会ったら)おれはアラレのようにはらはらと涙を流す羽目に陥った。

 おまえさんの髪が糸のように白くなっているのを嘆いたからだ。

少し、飲んで行こうではないか。(少し前のわれわれみたいに「居酒屋」に行くんではなくて、女や料理も取り寄せる立派な酒楼に行くのだが。主も客もわれわれみたいなプチ・ブル〜ルンペンプロではなくて、ブルなんです。) 

正傷携手処、 正に傷む、手を携うる処、

況値落花時。 況(いわん)や落花の時に値(あ)うに。

 手を携えて行った飲み屋で、二人でほんとに心を痛めたのだ。

 おまけにちょうど、花の落ちる晩春の季節なのだ。

莫惜今宵酔、 惜しむ莫かれ、今宵の酔、

人間忽忽期。 人間(じんかん)は忽忽(こつこつ)の期なれば。

 今宵の酔いをけちる必要はない(酔っぱらってしまおう)。

 人生はたちまちに過ぎてしまうのだから。

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唐・杜牧「逢故人」知り合いに会った)。人生はたちまちに過ぎてしまい、みんなあんまり時間が無いので、いつまでも顔を突き合わせいるわけにもいかん、ということで飲食店八時までで閉まることにしたんでしたっけ。あ、コロナ対応でしたっけ。緊急事態終わったからもういいんだっけ。事情と対応を説明してくれないからさすがにもう付き合えない。

 

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